2026/7/8
一人一人が1本1本
伝統と挑戦
ちくわ一本があなたの手に届くまでに、どれだけの人の手が関わっているか、考えてみたことがあるでしょうか。原料を仕入れる人、製造環境を整える人、ちくわを作る人、品質を守る人、営業する人、配送する人、販売する人など。それぞれが自分の役割を果たし、互いにつながることで、ようやくお客様に一本のちくわを届けられます。
ちくわを作る・売る以外にも、多岐にわたる職種がある中で、全員が口をそろえるのは「ヤマサのちくわは美味しい」ということ。食品メーカーにおいて「自社製品が美味しい」ということは、絶対的な自信とモチベーションにつながります。
200年続く、伝統と挑戦
ヤマサちくわの創業は、文政十年(1827年)。200年の伝統は、安定した基盤を築きつつも、常に新しいことへの挑戦をし続けてきた、ヤマサちくわで働く人々の歴史でもあります。
「文政」とは、江戸時代後期。ヤマサちくわが創業した少し後、1886年に世界初のガソリン自動車が作られました。今や生活に欠かせない冷蔵庫の歴史は約110年、テレビは約90年、スマートフォンはまだ約30年。
世界の技術も、日本の文化も、人々の暮らしも目まぐるしく変化する時代の流れの中、常に本当の美味しさを追求し、常に食の安全を守り、常に工夫を凝らし、練り物一筋でここまでやってきました。
SDGs×高たんぱく×低脂質
ヤマサちくわの歴史から見てもわかるように、練り製品は日本の「伝統食」です。しかも、かなり優秀な「SDGsフード」ということをご存知でしょうか。
そもそも、主な原料となるグチやハモは「骨が多くて調理しにくい魚」です。このような未利用魚や未規格魚を使い、刺身や切り身にする場合に廃棄されてしまう部分も有効活用しています。
また、世界で将来的な「動物性たんぱくの供給不足」が懸念されている中、牛や豚などの畜肉に比べて、魚肉はヘルシーで高効率なたんぱく源として注目されています。そして環境面で見ても、畜産業よりも、練り製品の原料確保のための漁業の方が、比較的負荷が低いと評価されているのです。
200年もの間、練り上げて来た伝統の味と強い絆とともに、私たちは常に「新しい美味しさ」へ挑み続けています。持続可能な食の未来をともにつくる、新しい仲間を待っています。